権利確定日に配当・優待を得るための 5つの基本ステップ




STEP1 権利確定の仕組みを知る

・配当狙い・株主優待狙いをするまえに、権利確定の仕組みを知ることが成功の秘訣です

権利確定日、権利落ち日、権利付最終売買日 を確認しておく必要があります。権利獲得のためには 権利確定日の3営業日前に株式保有が必要です

権利確定日・権利落ち日・権利付最終売買日は営業日を基準に日数がカウントされます
具体的には以下のように営業日を数えることで考えます

<A.土日祝をはさまない場合>
 27日(火)権利付最終売買日
  → ○この日の取引終了時で保有すれば権利あり
 28日(火)権利付最終売買日の夜間取引
  → ×夜間取引で購入しても権利は取れない
 29日(水)権利落ち日
  → ×この日に購入しても権利は取れない
 30日(木)
 31日(金)権利確定日
  → ×この日に購入しても権利は取れない

<B.土日祝をはさむ場合>
 26日(木)権利付最終売買日
  → ○この日の取引終了時で保有すれば権利あり
 26日(木)権利付最終売買日の夜間取引
  → ×夜間取引で購入しても権利は取れない
 27日(金)権利落ち日
  → ×この日に購入しても権利は取れない
 28日(土)-(営業日で無いので日数に含まない)
 29日(日)-(営業日で無いので日数に含まない)
 30日(月)
 31日(火)権利確定日
  → ×この日に購入しても権利は取れない

価格下落リスクを理解する

・権利確定日に関する価格下落リスクについても理解を深めましょう

権利確定日は上記のように、1日だけ保持していても獲得可能です
ですので、仮に、26日に買って27日に売ると権利を取ることができ、
結果的に配当や株主優待をもらうことができます。

「なんだそれならこれを繰り返せばすぐに儲かるのでは?」
と思うかもしれませんが、実際には、権利落ち日には株価は下がることが多いのです。

つまり、みんな同じ事を考えるので実際には配当をもらえたけれど、
売却損が出てしまい儲からないということも多々あります。

逆に、権利落ち日の前には株価があがりやすいため
これを逆手にとって、1ヶ月前に株を買い、1週間前に売却することで
売却益を狙うという方法もあります。

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